2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧
もしかしたらと思うようなしぐさ、あるいは雰囲気というものはある。駒野から蹴りだされたボールがゴールポストにはじかれた時に「やはり」という感じがあった。ここまで戦ってPKというのは運だけのこと。戦術などというものはない。かつてPK戦で日本は…
前回引用した北原優美氏の『諏訪湖氾濫の社会史』は天竜川上流工事事務所(現天竜川上流河川事務所)の発行していた「語りつぐ天竜川」シリーズの中の一冊である。北原氏自らが設立していた事務所がこのシリーズを編集していたもので、これまで61冊の冊子を発…
先日病院を訪れた妻はそこでかつて仲の良かった同級生と久しぶりに会った。彼女はその病院の看護師として勤めていたのである。だいぶ歳を重ねてそれぞれにいろいろな事情はあるものなのだが、彼女は妻の事情をいろいろ聞いているうちに「けっこう不幸なんだ…
このごろの政権を見ていて、あまり「自民党と変わらない」という印象を持ち始めた人は多いことだろう。とくにそれを意識しているのは税金を扱っている公的な人たちかもしれない。もちろん国民が不自然に思うような金遣いに対して厳しくなるのは当然のことな…
雨降りの日にはシロにとってはつまらない1日に違いない。何よりサンルーム内で暮らしているから、おしっこにしてもウンチにしても室内ですることになるから、湿気が多く暑さに包み込まれるとけっこう臭いもしてくる。なるべく小雨をねらってドアを開けてあ…
諏訪湖の氾濫は容易には片付けられないほどさまざまなことが関わりあっていた。昭和初期の新聞記事を見たとき、西天竜の取水ゲートができたことに対しての諏訪湖側の抗議が何度となく登場する。取水ゲートによって水位が上昇し、氾濫を拡大しているというの…
わが家の庭にはアルストロメリアを住宅を建てたときから植えてある。まだオランダから入ってきて間もないころから妻はこの花に興味を持っていて、比較的古い品種を盛んに妻の実家で育てていた。15年以上前にはそんな自宅に咲いた花を切花として無人販売所に…
先日は古い電話機のパンフレットを取り出して触れたので、ついでに今度は計算機パンフレットを取り出してみた。ちょっと年代は定かではないが、電話機と同じころのものだろうから昭和30年ころのものと思う。わたしが会社に入ったころにはまだこの手の計算機…
最近電車を乗り過ごす高校生の姿を何度か目にしている。乗り過ごしたと他人が気がつかれることはそれほどないのだが、先日の彼女はドアが閉まるころにいきなり席を立って席を変わろうとして通路を歩き出した。「ここはどこの駅なのか」と歩き始めてから確認…
だいたいがつけまつげを付けているような女子高生はそれなりの高校の高校生なのだが、そんな彼女が座っているボックスにわたしは腰を下ろした。おじさんが座るのに抵抗があるかどうかは知らないが、投げたしていた足を揃えて座りなおした。1人でくつろいで…
今、もっとも機能している会社がどこかと問えば、サッカー日本代表と言えるだろう。結果いかんによってはワールドカップの途中でも解任されるなどという噂がたったほど、岡田監督の立場は脆弱なものだった。出場を決定した後の代表の試合はどれも芳しいもの…
1950年というから昭和25年に発売された4号機がこのパンフレットの電話機だろう。富士電話機とあるが、今の富士通である。そういえばと思うのは、昔はみんなこんな電話だった。この4号機のひとつ前、3号機という電話も当時時おり見ることはあったが、わた…
人それぞれ境遇も、そしてその人の能力の差や性格の差があって一概には言えないことなのだが、おそらくそれぞれで自らの地域を位置づけて、自らが暮らす上での他の地域とのかかわりを、位置情報的に育んでいるはず。共通情報ではないから、その人個人に確認…
箕輪町の段球上の水田地帯を回ると、道路面に水が流れている箇所があちこちにある。なぜ水が流れているかといえば、田んぼの水がも漏水しているのである。漏水といえばわが家の田んぼもこの漏水で困っている。段差が2メートル以上もある土手だと溜めた水は…
「前計画にしても当時の金にして僅か百萬円を計上すれば現に掘りつつある川岸より辰野に抜ける隧道工事も当時併せて完成されたともいわれている如く眼前の小利に捉われることなく遠大な視野のもとに計画すること」と言われたのは西天竜幹線水路の川岸から上…
けして消費税をすぐに上げると言ったわけではないのだが、いきなり内閣支持率が下がっているという話を聞く。消費税論議に否定的な政党も多い中、例えば国民新党代表は「4年間上げないといっておいて上げる話しはない」だろうみたいなことを口にする。では…
「第二西天」より そもそも伝兵衛井が西天になりうる存在であったことはよく知られている。現在の西天と同じ辺りからの取水が許されていたならば、伝兵衛井が第一西天であり、現在の西天は第二西天たる存在であったかもしれない。領地を越えたところからの取…
新聞広告にもう盆提灯の広告が入り始めている。早いという印象を持ったが、まもなく7月といえばそんな季節なのだろう。このごろの広告を見ると、よその提灯や灯篭なるものが目立つようになった。そんな影響があるのか、家によって吊るされるものが多様にな…
『西天龍』(北部教員会西天龍調査委員会編/昭和29年)の「開発に関する経済問題」では西天竜開発時における経済的背景を触れるとともに、開田事業完了後の精算状況が記されている。そして将来はどうかという展望においては、「裏作」がなかなか進展しない状…
最近古い資料などを盛んにあさっていたせいか、過去の文献をいろいろ読み返している。自らが郷土研究に関する会に入会したのは会によって時期は異なるが30年ほど前のこと。そのあたりの資料まで遡ると会誌などもずいぶん変色していて時代を感じるし、開いて…
同じメンバーで挑んだオランダ戦。1点という最小失点で負けたが、カメルーン戦よりむしろ攻めている印象はあった。オランダがあんまし攻める気が無かったのか、攻め倦んでいたのかなんとも言えないが、後半途中から投入された中村には本当にがっかりした。…
「いったい誰さまのおかげでメシ食っていると思うんだ」。写真家の藤原新也氏が信濃毎日新聞(6/19朝刊)の「天窓からのながめ」へ掲載した文の書き出しである。藤原氏への一通のメールという。「かねがね本来モノを作る側と買う側は対等であると私は思ってい…
ハスなどというものは池がなくては見ることはない。最近の農村にため池はともかくとして水の浸かった「池」もしくは「沼地」などといったものはかなり見なくなった。ため池も多いところに行くとたくさんあるものだが、無いところにはほとんどない。ようは水…
久しぶりに夜の電車に乗る。午後8時に伊那市駅を出る電車は、高校生で溢れかえっていた。そもそも利用者に大人が少ないのだからそんなこともあるのだろうが、周りを見渡せばほとんど高校生。まるで高校に迷い込んだようなものなのだが、まだ高校の方が教員…
新津新生氏は「農業用水と観光開発-茅野市大河原堰を中心に-」(『信濃』55-5/信濃史学会2003)の中でこんなことを書いている。「関係者を嘆かせた理由の一つは「漏水も水利権」という問題である(註)。約二○キロメートルも離れた農地にたどり着くまでには、…
映し出されすでに後半も半分ほど過ぎている試合がどことどこの試合なのかなどということは意識しなかった。○○ースイスという対戦が見えて、スイスが得点1、相手は0であった。しばらくして改めてチリ相手はどこなんだろうと確認するとスペインではないか。…
「長野県の今を紐解く④」より 昭和の合併が盛んであったのは昭和20年代後半のこと。当時の合併のネックは長野県においては「山」だった。高度経済成長の中、農村も大きな打撃を受けたがそれ以上に損傷の大きかったのは林業だったと言えるだろう。まだまだそ…
「長野県の今を紐解く③」より 長野県における民選知事はこれまで5人。この夏には6人目の知事が誕生することになるが、相変わらず官僚がその席に座る可能性は長野県に限らず多くある。利益誘導という言葉が「悪」のように語られることも少なくなくなったこ…
かつてあまりにもメンバーと整合しないプレーに「足を引っ張っている」と評した本田が、見違えるように守備もしっかりするようになって、最近の成長は著しい。ここ1年くらいだろうか、かつてと変わったのは。本来の位置ではないトップの位置にいる本田は、…
『西天龍』(昭和29年 北部教育会西天龍調査研究委員会編集)の第八章に「水路敷設後の地理的変化」というものがある。西天竜幹線水路が完成したことによって地理的にどういう変化が起きたかということに焦点をあてている。ひとつは土地利用の変化であり、水田…