Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

2010-01-01から1年間の記事一覧

里帰り

お正月を迎えるにあたって、ラブが里帰りをした。1年にめったにない賑やかな景色が我が家に訪れた。親子ほどに身体は違うから、ご近所のシロ好きな女の子に親子と言われる。実際は親子というよりは祖母と孫と言ってよいほど歳の差がある。ずいぶん年老いた…

大晦日らしく

大晦日である。我が家は里帰りした息子とともに、皆で紅白を見ている。嵐ファンの妻の今年の力の入れようは例年以上だ。それはともかくとして今年を日記から振り返ってみよう。 「飯島元秘書官の捉え方」を記したのは1/5だった。「リニア新幹線以前にやるべ…

年越し

この年末はよく雪が降る。ほとんど年内雪が降らない年も多いのに、今冬は雪かきが多くなりそうだ。 秋以降ほとんど自宅の周囲の整備もできなかった。年を越すにあたり、それでも枯れた草が目立つようではいけないと思って、雪降りの中を枯れ草の片づけをした…

飯田線の特急

※ 表はJTBの携帯時刻表1月号に示されている駅のみ一覧化した。飯田線にはこれ以外にも駅はたくさん存在する。本表は列車の走行区間を示すために黒く塗りつぶしたものであって、停車駅を黒塗りしているわけではない。例えば上り6:19新城始発列車は下地は通過…

議会のむなしさ・後編

中編より 続けて答弁の内容をみていこう。 七つ目の質問は本文中に「筆者」は、という具合に執筆者の経験値が露骨に表現されていることについて、適切ではないのではないかと指摘した。これに対して私論あるいは試論は「推論として記述されることがあるもの…

溢れた箪笥

ふだん使っている箪笥が満杯で、いよいよ妻といらないモノを片付けることにした。現場へ出ることの多いわたしは、作業着が多い。休日も農業をすることが多いから、作業着でいることが多い。ほとんど外出もしないから、わたしには作業着があればほとんどの人…

議会のむなしさ・中編

前編より 引続き答弁の内容をみていこう。 三つ目の質問は編纂委員会が組まれて発行された第1巻、なくて作った第3巻と4巻、その理由はというもの。これには「第2巻、第3巻は、基本的には旧村史には旧村史をベースにして、1冊にまとめあげたもので、特…

先輩と後輩

かつての職場の先輩を訪ねた。退職してもう20年をとっくに過ぎていると聞き、「えっ」と思った。わたしにとっては大きな存在なのに、わたしのこの会社での人生の3分の1くらいしか席を同じくしていなかったということになる。ようは先輩が辞められて以降の…

「豊かさ」とは何か

昨日のTBSサンデーモーニングSP、第2部の見出しは「豊かなのに幸せになれない、なぜ?」というもの。番組が進むにつれてその意図は理解できたが、最初はこの見出しにとても違和感を覚えた。「豊かである」という前提の上にたって、「でも幸せにはなれな…

北ほど雪はなく

気温が低いせいだろう、日陰の道には薄く凍りついた凍結路面が残る。しかし、それ以外のところには地面がしっかり出ている。そう思わせたのは駒ヶ根駅に着いたころだ。大量な雪を積もらせた土曜日の雪、どこまでこの雪はあるのだろうと思って乗車した飯田線…

大雪が降った

昨日の朝、そし今朝、2日続いて地区の集会施設の雪かきを朝7時からおこなった。今年は地区の集会施設の雪かき当番を我が隣組が担うことになった。5センチ以上の積雪があったら雪かきをするということになっている。昨日の朝は5センチには微妙だったが、…

高速道路の下で暮らす

家があった近くを高速道路が走るのは仕方がないと言うか、嫌なら転居するしかないわけだが、高速道路があるのに隣接地に家を建てる人もいる。伊那谷では中央自動車道建設時にもっとも問題が大きくなったのは阿智川橋の騒音問題だった。橋の下のようなところ…

寒い1日

盛んに雪が積もっている。寒波で大雪の様子。県内のほかの地域はどうなのかとみてみると、意外や我が家のあたりより少なそう、この時間のアメダスの積雪深では、信濃町17cm、野沢温泉9cm、飯山0cm、白馬31cm、小谷21cm、大町3cm、長野3cm、飯田1cmといったと…

議会のむなしさ・前編

平成22年第4回松川町議会定例会が先ごろ閉会した。同じ隣組から議会に出ている方に、回覧板を届けた際の立ち話で『松川町史』の問題を投げかけたことで、町の事業執行に注文をつけた形になった。議員さんという立場上購入した(させられた?)という『松川町史…

空き家

最近箕輪町郊外の比較的新しい住宅内を歩いている。もちろん仕事で歩いているのだが、真新しい家の並ぶ隣にそこそこ古い住宅(見た目では昭和50年代や60年代)が混ざっていたりする。どういう集落の発展をしてきたのか知らないが、数十年前はほとんど水田地帯…

駅を置く空間

秘境駅というものがクローズアップされて以来、飯田線の県境域にある駅がまさに秘境らしくらそれらしい客を呼び入れている。まだまだ催しさえやれば人は集まるだけのインパクトがあるようだ。この秘境度については以前触れたことがあるが、秘境駅を選定した…

つきは悪かったが、臭いは一人前

まったくの水田地帯の中ならともかく、住宅地が見えるような空間では路肩を歩く際は気を使っている。もちろん犬の糞を踏まないようにという思いがあってのこと。上伊那北部のようにほとんど農業には無縁の人たちが住宅を新築し、水田地帯に点在もあれば集団…

柚子湯

昨日が冬至であったことは承知のところ。冬至の日に、と思っていたものの1日遅れでこのことに触れる。 この日記でもっとも最初に「冬至」を記したのは2005年のこと。以来冬至に関する記事もいくつか記した。「冬至」を引くと「日本では、この日にゆず湯に入…

セピア色の朝

セピア色の朝を迎えた。この時期としては暖かく、そして静かな雨音がする朝。冬とは少し違った雰囲気を見せる景色は、明るくなるとともに、セピア色に変わった。垂れ込めた雲、そして霧、そんなベールを外側から強い陽射しが包んでいる。暖かい日を予感させ…

逆算式

人間関係というものもきっとちょっとしたことでどうにでもなっていくのだろう。そんな例をたくさん見てきていても、結局のところあまり経験も生かせず暗闇に引きずりこまれることはある。若いころはあたかも経験豊かなような顔をして、「おとなになるってこ…

楽しみがなくなる

1年に3回くらいのサイクルで放映されるドラマ、今年後半期のいくつかのドラマにはすっかりはまった。そもそも定時に帰っているわたしにはテレビは唯一の楽しみなのかもしれない。そんなはまったドラマが最終回を迎え、何かこれからの楽しみが消えてしまっ…

補足・「まねぎ」のこと

先日の長野県民俗の会総会のことは、いったんまとめたつもりではあった。しかし、講演後の細井雄一郎氏の指摘について触れなかったことで、少し補足をしておくことにする。講演の中で渡辺匡一信州大学准教授は御嶽は信仰登山の対象であったものの、このごろ…

杖突街道

知り合いの建設事務所に勤める方から「こんなものを発見した」と言われ見せられたのは古い時代の地図である。「杖突街道」と記された地図は現伊那市入船を起点としたもので、数十枚に渡って分割されて、終いは高遠町までのもの。起点の入船の図にはまだ飯田…

西天竜旧導水路の残影

『西天竜史』(西天竜土地改良区)において幹線導水路の工事について次のように記している。「大正十一年十一月起工式を挙げ、昭和三年十一月に竣工した。延長は六里二十四丁三十六間六分で、取入口より小沢川放水ロに至っている」と。7年という短期間に造ら…

地蔵六体

三十三眼堂の仏様ではない。墓地入り口に居並ぶ地蔵六体である。ぶれもなくきちっと立ち並ぶ姿には見事さがある。六地蔵だからどこにでもあるものなのだが、しっかりと見つめた先には、迷いのない道が見えていそうだ。 撮影 2010.12.10 辰野町北大出

ある大学生の思い

本年度の長野県民俗の会総会は、例年の11月第3土曜日ではなく、この12月18日に行われた。講演者である渡辺匡一信州大学准教授の都合にあわせた日程となったわけであるが、その講演「秀吉と王滝村-御嶽神社資料から見る可能性-」という題目に惹かれるとこ…

金曜日の転寝

すっかりコタツで寝込んでしまった。まるでいつもの妻のように。妻はほぼ毎日のようにコタツに入ると、就寝まで転寝を続ける。「すぐ寝れば良いのに」というのが常の会話になるほどだ。それでも同じこと繰返す。そしていつもならわたしは妻と同じように寝込…

いつも通りの朝・・・

いつもと同じくらいの時間に家を出た。ぼつんぼつんと点在する家々の脇を歩き、気がつくのはいつになく静けさがあることだ。渡ろうとした幹線道路も車が行き交うこともなくすっと渡った。考えてみれば土曜日である。わたしにとってはいつもと同じ身体の始ま…

居酒屋で本を読む

ひさしぶりに伊那市内で飲んだ。会社の同僚たちと飲むことも1年にほとんどなく、会社帰りに飲む機会は、この日一緒に飲んだ知人と飲むときくらいになった。2ケ月ほど前に松本で飲んでからというもの、しばらく体調がすぐれなかったこともあって、あまり「…

農村空間に融合しない事業者の景色

このごろ集落内や工場が混在するような空間を歩いている。もちろんある程度両者は空間分けされていて、工場のある場所には団地となって工場が中心にいくつも並んでいるのだが、そんな空間にも農業用水路が少なからず絡んでくる。ということはぽつんと水田が…

 

お読みいただき、ありがとうございました。